20100926

共有すべき文脈

皆さんの臨床現場はシフト制ですか?

来年度の診療報酬改定で盛り込まれた加算の関係で

私の勤務する回復期病棟でもシフト制の365体制の準備を進めております。



ところで、セラピストが休みの時に代行を他のセラピストに頼みますよね?

皆さんは何を申し送りますか?



日頃の実施プログラム?


リスク管理情報?


介入時間?


訓練以外のスケジュール?


色々な情報を申し送りしていると思います。


しかし代行を請け負っていると何か違和感を感じることはありませんか?


クライアントの生活背景は?


何がクライアントのアイデンティティー?


過去・そして今価値を何においている?


作業的存在としてどのようなビジョンを描いている?     etc




様々なものをクライアントと共有するパートナー(OT)であるからこそ

私たちの提供するプログラム・言葉・表情など、"作業療法士"という環境因子が

クライアントを健康へと導ける(共に)のだと私は考えます。




何を大切に介入を行っているか?

クライアントと何を見つめているか?




発信する情報の色はこれで決まります。




自分がクライアントと大切にしているもの・・・・




それをしっかりと表現する能力




今こそ研鑽の時期であると思っています。


0 件のコメント:

コメントを投稿