*まだ手元に写真が殆どありません(汗)セミナーの様子は,また後日,
facebook等で紹介したいと思います.また,画像持っている方は送ってください(笑)
11月30日(土)12月1日(日)
第17回作業科学セミナーが開催されました.
僕の昔からの夢だったOSセミナー,
仲間たちと一緒に作り上げたセミナーです.
二日間で,なんと予想を大きく上回る245名の参加をいただきました.
JSSOの理事の方々には大変お世話になりました.
酒井さん,港さんには大会理事としてたいへんお世話になりました..
吉川さんが翻訳・通訳でお世話になりました.
西方さんにはHPなどの広報でお世話になりました.
浅羽さんには事前参加登録でお世話になりました.
福島セミナー支援プロジェクトでは,第16回作業科学セミナー実行委員の皆様や
JSSOの理事の方々に大変お世話になりました.
昔から一緒にOSを勉強した職場の仲間が協力してくれました.
そして何よりも,いつも一緒に勉強している福島県作業科学研究会のメンバーが
実行委員になり,セミナーを盛り上げてくれました.
ADOC projectのメンバーが沢山参加してくれました.
琉球OTさんには,懇親会でステキなプレゼンをしていただきました.
娘と文通してくれている種まきOTさんがステキなアルバムを作ってくれました.
鳥取の友人Tさんが娘にプレゼントをくれました.
最後は,ADOC projectの仲間がこっそり寄せ書きを置いていってくれました(涙)
すごくアットホームで,なんか家族でご飯を一緒に食べているような,
そんな感覚を抱かせてくれた二日間でした.
参加してくださった皆様.本当にありがとうございました.
セミナーの内容については,ADOC projectのリーダー
友利さんが分かりやすくまとめてくださっています.
無事にセミナーを終えた2日目の夜,
実行委員のMさんと近藤さん,そしてヘレンポラタイコ先生と一緒に,
僕の好きな天ぷら屋さんで夕食を食べました.
天ぷらのコース料理を食べたんですが,百合根やミョウガを英語で説明できずに,
iPhone片手にタジタジになりながらの夕食でした.
食事中,ポラタイコ先生が話してくれた内容を少しだけお裾分け.
作業科学や作業療法の話しを沢山してくださったのですが,
その際,何度もおっしゃっていた言葉が,Attribution という単語でした.
作業の知識は,確かに作業療法に役立つ側面がある.
でも作業(療法)にはクライエントのAttributionを理解することが最も重要.
例えば,テストで80点をとった人がいるでしょ?
あと20点届かなかったのは問題が悪かったからだという人もいる.
つまり自己効力感の高い人ね.
でも反対に,100点をとっても問題がたまたま優しかったからだという人もいる.
つまり自己効力感の低い人.
このように,結果を人がどのように認識するかは皆違うの.
例えば,片麻痺で着替えができない人がいるでしょ?
あなたは何をするかしら?
片手でも着替えができるように,効率的な手順を教えるかもしれない.
そしてそのクライエントは着替えができたとしましょう.
それは成功かしら?
もしかしたらクライエントは,
これはあなたの指示があったからできただけで,
全然自分で着替えをしたなんて思えないかもしれないの.
そして…問題は自己効力感のことだけではないの.
例えば,あなたの奥さんが丸太を切ろうとしているんだけど,
ノコギリが上手く使えないとしましょう.
あなたはどうするかしら?
丸太のサイズを図る方法をレクチャーして,
その後で調度良いノコギリのサイズ選びの方法をレクチャーするかもしれない.
でも心の中で奥さんは,
「このノコギリをどう動かせば良いのかさえ教えてくれればいいのに…」って
思っているかもしれないわ.言葉には出さなくてもね.
例えを出せばきりがないんだけど…
つまり作業療法で,クライエントが本当にEngageするためには,
クライエントのAttributionを理解することが何よりも重要なの.
色々な知識や技術はその土台の上にあるからこそ有効なんじゃないかしら?
昨日の講義でも話したけど…
私は,Occupational Scientist じゃなくて,
Occupational Therapy Scientistでありたい.
7つと半分の半分の部分.
私が必ず確かめたいとは思っていないわ.
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