20110327

それでも桜は・・・





 今日は保育園の卒園式でした。中止になるだろうと思っていましたが、先生をはじめ保護者会の方々などの努力もあり、何とか開催することができました。皆ガソリンが無く、少しでも車の使用は控えたい時期ですが、多くの参加者があり、12名の卒園児を祝福しました。僕の娘はまだ卒園の年ではありませんが、保護者会の会長としての役割もあり、娘と二人で出席しました。

 卒園児が証書を受け取る姿を見て涙を隠しきれませんでした・・・多くの被災者が苦しむ中ではありますが、何を失っても、何が壊れても、60数名の園児達が1人も欠けることなくこの日を迎えることができることを、心からありがたいと思いました。会長挨拶では、涙を必死にこらえながらそのことだけを伝えて、新しく1年生になる子供たちに、名前入りの鉛筆と、保育園の思い出の写真が詰まったディスクをプレゼントしました。席に戻り、心の中で子供達の無事を感謝すると共に、震災の犠牲になった多くの人達にずっと祈りました・・・

 数日前に雪が降りました。まだまだ寒い日が続いていますが、もうすぐ生涯忘れることが出来ない冬が終わり、生涯忘れることができない桜が咲きます・・・



0 件のコメント:

コメントを投稿