20130704

作業療法を知らないクライエントとクライエントを知らない作業療法士が共に歩むのだから…






来週,7月13日に山形県立保健医療大学に友利さんと一緒にお邪魔します.
山形作業行動研究会さん主催の勉強会です.


今回僕達は,「作業に焦点を当てた実践ができるまでに僕達がやってきたこと」
と題しまして,基礎編を友利さん.実践編を僕がお話させていただきます.


今回僕は,ADOCを用いた面接評価についてお話しようと思います.
作業療法は,目の前のクライエントに対するオーダーメードの支援でありながら,
ほとんどのクライエントは作業療法を知りません.
また作業療法士は,クライエントのことを知りません.


ですから,作業療法の開始,つまり協働のはじまりに作業療法の説明を行い,
面接評価を行うことは,極めて自然な流れなんです.


今回は,その「あたりまえ」を丁寧にお伝えできればと思っています.
参加される皆様,どうぞよろしくお願いいたします.







2 件のコメント:

  1. お疲れ様です。
    さっそくブログ拝見させて頂きました。
    自分は精神科で日々OBPに励んでいる者です。
    自分は作業療法開始の際作業療法の説明、さらには作業療法を説明するために作業の説明を行います。
    作業療法を知らないクライエント…はもしこの世の中が作業に焦点を当てる作業療法の認識が広まることでそのあたりまえは変化するのだと思いますが、精神科、特に長期入院者に関しては、他職種、主に看護師の作業療法の認識が大きく影響していることがある。と感じます。
    作業療法の実践を通して、他職種との協業を通して作業療法の核たるものをより良く理解していただくことが作業療法がより効果的なものとなると感じます。そのために自分はADOCを活用させて頂いています。
    長文失礼いたしましたm(_ _)m
    これからも影ながら応援しております^_^

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  2. 匿名様
    コメントありがとうございます.
    おっしゃる通りですよね.
    他職種をはじめ,周囲の方々に作業療法を理解してもらうことは,
    私たちが私たちの強みを発揮するために,一番必要なことかもしれません.
    その為には,ADOC等のツールを活用したり,事例の変化を言語化するなど
    色々な工夫や努力が私たちには必要なのでしょうね.
    私自身,それができているとは程遠い状況ですが,
    同じ志しを持った方がいるということは大きな力になります.
    お互いに頑張りましょう.
    今後ともどうぞよろしくお願いします.

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