20100926

最も素敵な作業

昨日は昼まで快晴だったが午後からこの天気!

私の勤務地は天気が不安定な地域なのですが・・・・



土曜の午後にこの悪天候は・・・・



88歳の女性。幸いにも麻痺は軽度であり

入院初日から歩行でトイレに行くことが可能に。



驚いたのは彼女の旦那様。

90歳を軽く過ぎているのに毎日面会にいらっしゃいます。


しかも自分で運転して!!!!!



私をはじめスタッフが近くを通ると

まさに"切望"するような声色で深々とお辞儀をして

「よろしくお願いします」「いつもありがとうございます」

などの言葉をかけてくださいます。


御夫婦の姿をみていると、いつも心から心配し気遣い合う様子が伺えます。


おそらく70年くらい一緒にいるはずなのに!!



初回ムンテラの際、主治医から最近の生活状況を聞かれ


20歳のころからの夫婦の苦労話や喜び。そこから構築された誇りなど


かなりの長時間旦那様は語りました!



詳しく紹介はできませんが、私たちの世代ではとても乗り越えられないような

大変な苦労をされて今に至ったようです。



CMOPのサークルパラダイムが示すように、加齢や障害などから逃れられず


自己存在に余裕を感じられないとき


人の意識は、感情・認知・身体などより内側へと向いていきます。



この夫婦からは全くそんな空気を感じません!!!




超高齢でありながら、"人を想う"という"人間が行う最も素敵な作業"を


遂行し続けるこの旦那様に惚れました!!!




0 件のコメント:

コメントを投稿