20100927

構想

作業療法の初回介入時

私が大切にしていることは

クライエントが自分の作業遂行文脈に目を向けられること・・・



自分は今まで色々な作業を遂行してきたから

毎日自分らしく生活してこれたんだ! と思ってもらうこと・・・



そのプロセスが上手くいけば

その後の作業選択や価値の共有はスムーズにいく・・・



でもそれは非常に難しいプロセスでもある・・・



障害を負って

将来への肯定的ビジョンを構築できないクライエントが望むことは

ほぼ間違いなく機能回復・・・



その境地にいるクライエントの想いを決して否定することなく

自分の価値ある作業に目を向けて

その中に希望と目標を見出すことはとてもテクニカルなプロセス・・・



セラピストの経験年数やクライエントの疾患などにも

かなり左右されるプロセスかもしれない・・・







作業療法とは?の問いに答えながら

自分の人生を作業的視点で振り返り

再び作業しながら生きていくということを

共に考えることのできる動画の作成を今構想している・・・





その動画を見ながら作業的自己を再認識して

滞りなく作業選択評価へとランディングする流れを構築したい・・・

4 件のコメント:

  1. ステキデスネ!

    いつも色々ありがとうございます。
    明日は大事なクライアントが退院します!
    涙のセレモニーです。

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  2. tiriさんありがとうございます
    明日はついに彼女が退院しますね!
    毎日一生懸命作っていた
    家族全員分のコースターが印象的です。

    この記事に載せた構想についても
    良かったら協力してください
    いつも忙しくさせてごめんね!

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  3. わたしは忙しくありませーん(^^
    ぜひぜひ☆

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  4. tiriさんありがとう!
    とりあえず、認知症の勉強会と
    病棟のワークショップがひと段落ついたら
    始めようと思います!
    またその時お願いします!

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