20100923

ADOC

超皮質性失語のSさん

79歳ながら病前は毎日ジムに通い

ヨガを楽しんでいた

家族からの情報を頼りにOT介入を施行していたが


より詳細に想いを共有したくて

先日ADOCを施行した・・・


作業選択の絞込みや重要度の選択は

理解できなかったが・・・


予想を超えた語りの表出があった


毎日の家族との団欒がとても楽しみだったこと・・・

ラジオで音楽を聞くことを夜布団の中での楽しみだったこと・・・

ニュースや新聞を見たいけれど、見ても全く理解できずに悔しい思いをしていること・・・

カメラが大好きで、高価なレンズを二本所有していること・・・


私が知らなかった彼がそこにいた・・・・





作業療法の目標はクライアントの中にある・・・





もっともっとクライアントを ”知る” 為にしつこいOTになろう・・・


改めてそう決意した時間だった




ADOC(作業選択意思決定支援ソフト)
http://sites.google.com/site/adocforot/home

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