僕のクライエントのSさん
能面や仏像を何十年も彫り続けてきました・・・
少しずつ追視や僅かな表情の変化が見られてきましたが、
まだ意思疎通は全くとれません・・・
先日彼の息子さんが来院した時、
ステキな言葉に出会いました・・・
「オヤジ・・・家でさぁ、木が早く彫ってくれって待ってるぞ・・・」
僕は彼の作業を見つめています・・・
他のスタッフ、他のクライエントも彼の作業を見つめています・・・
家族も彼の作業を見つめています・・・
家で主の帰りを待つ木々達も、彼の作業を見つめています・・・
届いてほしい・・・
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