Kさんは80代の男性。物理学をはじめ、様々な領域に関わった経歴を持ち
現在でも個人的に様々な研究活動を継続しているCLです。
東京でのキャリアを終えて、定年後に福島に移住してきたKさんは
奥様と一緒に湖の近くに居を構え、生活しています。
今日は、昨日から僕のCLになったKさんに作業療法の説明を行いました。
僕は説明の前に・・・
「リハビリというと、運動したり、関節を動かすことをイメージされる人が多いと思います。
ぼくの専門としている作業療法は、そのイメージとはすこし距離があるかもしれません。
なるべくわかりやすくお伝えしますので聞いてください」
という前置きをすると、説明に入る前にKさんから意外な答えが返ってきました。
そもそも僕はね
君がいうほどに作業療法を理解するのが難しいなんて全く思ってないよ
人間はね
自分のすることを好きになれたら自然に成長していけるものなんだよ
つまりは君が扱う領域は人生のそういう部分じゃないのかい?
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