20110422

人ー作業ー環境



昨年の9月から、ブログをFC2からbloggerに引越しましたが、

約半年間で、1万アクセスを頂きました。皆様お忙しい中、

私の拙い日記を読んでいただき、本当にありがとうございます。

まだまだOTとして半人前であり、皆様の参考になるような記事を

書くことはできませんが、臨床家として、クライエントに近い場所から

作業療法に対する情熱を綴っていければと考えております。

今後ともよろしくお願いいたします。





今日は金曜日。僕の勤務する回復期病棟でカラオケが行われる日です。カラオケは午後一時半開始。昼休みに後輩達が相談をしていました。

HさんとTさんの距離はどうしようか?

TさんはHさんの歌に対して、すぐに大声で合いの手を入れてくる。距離が離れていると、Hさんは、主役を奪われたような感じになるから、コラボしてるように感じてもらえるように、今日は距離を近くしてみようよ!

後ろにはYさんがいいと思う。Yさんは歌いたい気持ちが強いけど、歌詞を隣りで少しささやいてあげないと上手く言葉がでないから、Hさんの近くで、セラピストの声も届きやすい場所にしよう。

Hさんはみんなの様子を見ながら歌うから、右に振り向い時に皆を見渡せる場所にしよう・・・etc

みんな少しでもカラオケを楽しめるように、相談していました。いつも作業療法の話をするとき、人ー作業ー環境の側面を考慮して相談しています。そんな後輩達の姿を見て、嬉しい気持ちになりました。今朝は早朝からテーマ発表のスライド作り。出勤してすぐにカンファレンス。その後、避難児童支援に使うおもちゃ集め。その後支援会場準備。その後数百冊集まった子供の為の本を入れるための本棚作り。その後臨床業務。昼からはランチョンで会議・・・その後でやっとスタッフルームに戻った時に後輩達の会話を聞いて・・・疲れが全てリセットされました。






人ー作業ー環境の連関を考えながら作業療法を行うためには

クライエントの意味ある作業を共有したい

作業のストーリーを共有したい

再びクライエントが自らを良循環に導けるように

人ー作業ー環境、全ての側面から共有した作業歴を踏まえて

人ー作業ー環境、全ての側面から介入したい

人ー作業ー環境、その全ての側面が

他の側面を促通し合うような関係性のもとに

作業遂行を支援したい





 coming soon !








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