あなたの丁寧な挨拶は、彼女を混乱させてしまったかもしれません。
あなたが友好的にした質問は、彼女の効力感を損なってしまったかもしれません。
あなたの発信した情報は、彼女の防衛規制を発動させてしまったかもしれません。
あなたの立ち方は、彼女を緊張させてしまったかもしれません。
あなたの最後の感謝の言葉は、彼女の心地いい時間の連続性を遮断したかもしれません。
クライエントに同期してください。その為には知識が必要です。技術が必要です。
でも、何よりも、あなたが、あなたの目標にクライエントを導こうとせずに、クライエントの幸せを願い、そのために必要な洞察を絶えず続けて、自身で表現し続けてください。そうすれば、自分でも気付かないうちに、あなたは大切な介入をしているはずです。大切な作業を協業しているはずです。
今日、僕が君に伝えたかったことはそういうことです。
時間がなくて上手く伝えられなかったから、今度ゆっくり話します。
君の情熱がクライエントの幸せへと昇華されていくために、必ず必要なことです。
僕達の幸せとは、クライエントが幸せを感じることです。自分の推測や目標通りに、客観的現象が変化することではないのです。君はまだ若いから、実感を伴う理解をするのに少し時間が必要かもしれません。でも考え続けるのです。悩み続けるのです。自分の成果を疑問視し続けるのです。
それがクライエントに対する誠実さなのです。
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