活動を治療的に使用して機能障害を減少させるには、
クライエントに馴染みのある活動に取り組んでもらい、能力を強化する。
作業療法士にはクライエントにとって一見馴染みがあるように見えても、
実は文化的背景や貧困のせいで馴染みの無い活動を使用した場合には、
どのような影響があるだろうか。
この影響をどう評価し介入したらよいだろうか。
クライエントは作業療法士にその活動には馴染みが無いと言う可能性はあるか。
作業療法士は、間違いが及ぼす影響を過小評価することがある 〜Brenda Beagan〜
私たちの多くは、現在、クライエントを仲間として働くことの価値を認め、
サービスの使用者の熟達した意見を正当に認めようと
努力すべきであることは知っている。
しかしそうはしているが、私たちは時折
これは「専門知識の重要性を否定するものではない」(Kusznir&Scott)
ことを思い起こす必要がある。
結局のところ、クライエント中心の実践は、
理解できる展望をとること、
そして、クライエントに十分な情報を与えることが含まれ、
それによって作業生活に関して
説明の上の選択をできるようにすることであろう(Law&Mills)。
実際、クライエント中心の実践の本質は、
私たちが用いる道具の中にあるのではなく、
私たちが採用するアプローチにあるのである。
それは、作業療法士が
「動機付けられ、よく働き、ともに楽しく働き、感謝し、奮い立つ」
ようにすることで、さらになされるものであり、
そして、作業療法士が、
「非現実的な推薦」(Kusznir&Scott)
をする時に脅かされる。
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