先月から新たに仲間に加わったWさんがADOCを使用して作業選択を行いました。
これからエピソードや介入内容を入力するところです。キーボードも使いやすいみたい!そしてカッコイイ!
さて、学生さんが来ています。
ウチの実習は、例によって評価開始後すぐにクライエントに触れるのは禁止です。
触れる理由。検査する理由と必要性が生じるまで面接と観察以外は禁止です。
① 作業療法をクライエントと家族に説明する
② クライエントと家族にCOPMを実施。
③ 10dimensionとCOPMの結果を踏まえて、全体像と意味のある作業の把握と共有
④ 作業的存在として、今後クライエントや家族が望む生活を実現するために必要な能力や
環境因子の評価
⑤ 課題の抽出
⑥ 継続可能な作業形態の検討
⑦ 住み慣れた環境下で、目標とする作業遂行文脈への適応を目指すに当たり、心身両面を考慮
した作業療法プログラム(する作業・可能化を目指す作業)と心理的配慮方法の検討と立案
⑧ 作業療法介入・再評価
こんな流れで実習を進めています。
最初は戸惑いをみせる学生が多いのが正直なところです^_^;
でもウチはこんな流れで進めています。
今回来ている学生さんから、印象深い言葉をもらいました。
「作業療法と理学療法って違うんですね」
そうです、違うんです ^_^;
去年来た学生さんは、放射能や風評被害の中で、今年僕たちの仲間になってくれました。
思えば、去年実習に来たときは、かなり衝撃を受けていました。
でも実習を通して作業療法の魅力に気付いて、今では毎日クライエントの為に奮闘しています。
今回の学生さんは、もう就職先は決まっているとのことです。
僕たちの仲間になってもらうことは無理かもしれませんが
ぜひ作業療法が好きで好きでたまらない!
そんなOTになってくれたらと思います。
学生の立場なので、まずは最初の評価ではCOPMを使用してもらいましたが、実習中に、ADOCも経験してもらう予定です。この間、僕がADOCを使用する場面を観察しながら、「すごいわかりやすそうです~」と興奮していました!
~coming soon~
すばらしい!僕にはここまで作業に徹したアプローチはできませんでした。この調子で福島県を、そして日本の作業療法をリードしていってください。応援しています♪
返信削除metal otさん お久しぶりです。
返信削除今回の学生さんは、今まで精神科の実習しか経験していないので比較的スムーズに実習を進められているのかもしれません。
作業療法が目指すのは、CLの到達レベル(作業ができるかどうか?)ではなく、状態(意味ある作業に従事できるようになって、どのような生活の良循環を獲得できるか?)だということを伝えたいのですが、いつも苦労しています。
素晴らしい評価をしても、レポートを見てみると、先輩のレポートをコピペして、内容だけ置き換えるみたいなことが多いですからね・・・でも考える枠組みが無ければそうなるのは当然ですし、枠組みの無い学生に、レポート修正ばかり努力させても意味ないですから、ケースとの関わりや、見学を通じて、作業療法士の考え方のフレームを構築できるような実習を心がけています(つもりです・・・)。
いつもありがとうございます。また勉強させてください。
この間の放射能防護服の画像は衝撃的でした。
ipad2はどうですか?(^_^)
考える枠組みを与えることは、僕も常々意識していましたね。その辺を説明した後は、好きにやらせる放置プレイ(^^)v多少の失敗は大目に見て、主体性を大切にした関わりをしていました。やっぱり楽しくないとねー♪
返信削除ipad2は楽しいですね。まだまだ使いこなせていませんが…
週末学会に行ったときに、ipad2グッズを購入しようと目論んでいます。
発表頑張ってくださいねー☆