僕は100mを10秒で走ることはできません。
美しいショパンを奏でることもできません。
空を飛ぶこともできません。
躍動感溢れる書で人を感動させることもできません。
リャドのような美しい色彩を表現することもできません。
でも僕は悲観したりすることはありません。
自分の身体の限界の中で、価値ある作業を遂行しているからです。
僕には大好きな作業療法という仕事があります。
大切なクライエントとの協業があります。
仲間との研鑽という作業があります。
大好きな家族がいます。
子供と遊んだり、一緒にお風呂に入ったり、大切な作業が沢山あります。
大好きな趣味があります。
職場・家庭で色々な役割があります。
これらの作業遂行文脈の中で、過去の思い出と、現在と、未来の目標や夢があります。
時間が流れているから、過去と現在と未来があるのではありません。
色々な価値ある作業が、僕に没頭と納得と前向きな思考を与えてくれます。
もしも価値ある作業を有していなかったら・・・
もしも目の前にある作業の価値を感じることができなかったら・・・
僕は遂行不可能な作業や到達不可能な状態への憧れに、現実を見失うかもしれません・・・
おそらくADL能力ですら、少しずつ失っていくかもしれません・・・
そんな時間の流れの中に光の差した歩みはありません・・・
目の前にある作業の意味や価値を見失い、憧れに思考を支配されながら、
負の循環へと陥っていくことでしょう・・・
僕は自分の大切な作業は何なのかをいつも認識したいです。
何故自分は自分らしくいられるのか?その理由を知りたいです。
自己認識した価値の上に何をしたいか、するべきかを決めたいです。
僕はその作業に没頭したいです。
没頭の中で生じる更なる希望や肯定的思考に耳を傾けたいです。
忙しさや大変さや苦労は、価値ある作業を認識し、遂行してきた自分の過去の蓄積と未来への希望が乗り越えさせてくれます。
僕は障害を持ったクライエントに、自分の大切な作業を思い出してほしいです。
障害に悲観し、一生諦められないであろう元の身体への憧れにだけ、貴重な時間を奪われないように、価値ある作業を再び遂行することへの憧れと遂行で時間を埋めてほしいです。
それを実現するための多彩な技術を持ち、クライエントに提供したいです。
自分の大切な作業ができることの尊さを、クライエントと一緒に喜びたいです。
尾崎豊の唄ですかね.好きです.
返信削除tomoriさんこんばんは
返信削除そうですね・・・
尾崎の歌のタイトルと一緒ですね。
内容は全く関係ありませんが
懐かしいですね・・・
僕は「坂の下に見えたあの町に」が
大好きでした・・・
ポラ風カメラ使ってますね〜iPhoneだったんですね。
返信削除ボクは今、このアプリhttp://instagr.am/にはまってます。
ボクらと同じように、クライエントと家族にも大切なやりたいこと、
期待されていることが、入院前、入所前はあったと思うんですよね。
平行棒を歩ける喜びは、どこかに行くための喜びだと思うんですよ。
uezuさん有難うございます。
返信削除僕はdocomoのエクスペリアを使っているのですが、先日uezuさんから教えていただいたアプリが、アンドロイドでもあるか探したところ、あったんですよ~!!かなりヘビーユーズさせてもらっています。