20131015

自分の声を聴く





当事者はクライエントのはずなのに
多くのクライエントは意思決定に参加していない


他人が加工すべきでないことを
僕達はあまりにも当たり前に加工している


本来,僕達は他人の生活を加工する権利など持っていない


その謙虚さを全ての行為の前提にしなければ
全ての手段は無自覚の内にクライエントの主体性を奪い続ける


クライエントが僕達と契約をした目的は権利を取り戻すことであって
権利を取り戻す権利があるかを裁かれることではない


だからできるかどうかではなくて
どうすればできるのかを考える


実現できるかどうかではなくて
どうすれば実現できるのかを考える


そのためにはクライエントが声を出すことが必要
クライエントが自分の声を聴くことが必要


リハビリテーションに対する漠然としたイメージの中で
施しを受けることを待っているクライエントが


リハビリテーションの当事者は自分であることを自覚し
目標設定における意思決定に参加することが必要








話しも聞かずに検査結果を睨んで悩む前に
趣味について語ってほしいと面接を恣意的に誘導する前に


僕達が最初に伝えなければならないことは
目標はあなたの声の中にあるということ